グランビルの法則とダウ理論、今一度確認。

ネットで見掛けたのですが、
【ダウ理論 と言いつつ グランヒルの法則の事を言っている人が多い】


グランビルの法則とダウ理論は全く違うものです。
私自身もFXうを始めたばかりの頃は、混同していました。


自分のために今一度確認として、少し書いていきます。


まずグランビルの法則から8つの法則があると言われますが、
これは、「移動平均線の取引を行う際、8つの売買ポイントがある」と言う事。
この8つの売買ポイントは、買いポイントが4つ、売りポイント4つ計8つの法則からなり、それぞれマーケットの値動きと移動平均線の動き方で買い場と売り場を探す手がかりとする。
ざっくりとしたイラストがこちら。



【グランビルの法則による4つの買いサイン】
①移動平均線が横ばいか上向いてる時に、レートが移動平均線を上抜いた時。
②移動平均線が上昇中に、レートが一旦移動平均線の下に来て、そこから再度上抜いた時。
③レートが移動平均線ではね返った時。
④移動平均線が下げている時に、レートが大きく移動平均線から乖離した時。


実際のチャートではこんな感じ。



【グランビルの法則による4つの売りサイン】
⑤移動平均線が横ばいか下向いてる時に、レートが移動平均線を下抜いた時。
⑥移動平均線が下降中に、レートが一旦移動平均線の上に来て、そこから再度下抜いた時。
⑦レートが移動平均線ではね返った時。
⑧移動平均線が上げている時に、レートが大きく移動平均線から乖離した時。


実際のチャートではこんな感じ。


グランビルの法則は、移動平均線を利用したテクニカル分析として最重要の理論。
また、グランビルの法則は単体で利用するのではなく、ダウ理論や水平ライン・トレンドライン・チャートパターンなどを組み合わせることで、精度の高いトレードを可能にしてくれます。






次にダウ理論です。


市場での値動きを評価する理論として、19世紀末から現在まで機能し続けているダウ理論。
古典的なテクニカル分析の基礎的考え方ではあるけど、市場の普遍的な原理に基づいているため、この先もずっと機能し続ける理論。ダウ理論をトレードのベースに構築することで、チャートの見え方・景色がガラッと変わり、トレンドの継続や転換・利確や損切りの的確なタイミングまで見えてきます。


ダウ理論というと、「高安値の切り上げ・切り下げといったトレンド把握」のポイントばかりが取り上げられますが、実は、ダウ理論は6つの基本法則から成り立っている



①市場・為替レートはすべての情報を織り込む
為替レートは各国の経済や金利状況、要人発言や中央銀行の金融政策といった「ファンダメンタルズ」の影響を受けます。また、買いや売りで勝負した投資家の利益確定・損切り行動など、実際に為替の取引をしている「投資家事情」にも左右されます。為替レートが日々変動する理由はこれらの情報が変化するせいですが、逆の見方をすれば、すべての情報はかならず為替レートの値動きに反映されています。


②為替レートのトレンドには3つの波動がある
ダウ理論の根幹を成すのは、
【為替レートの値動きは「トレンド」によって支配されている】という考え方。


● 1年から数年続く「長期メイントレンド」
● 数週間から数ヶ月程度の「中期トレンド」
● 1時間から1ヵ月程度の「短期トレンド」


中期トレンドは主に長期メイントレンドとは逆方向の調整局面を示し、その修正幅は33%から66%に及ぶと考えられています。いわゆる「3分の1押し」や「3分の2戻し」になります。


実際ののチャートで見ますと、次のチャートは、ドル円日足で、
2015年12月から昨日の2016年9月2日までのチャートになります。


③そのトレンドには3つの局面がある
第1段階は、市場全体の考え方に反して、一部の抜け目のない投資家が「買い集め」を行う時期です。
第1段階ではまだ値動きはゆるやかなものですが、やがて、市場全体がその動きに追随して、急激な価格変動が起こります。チャート分析をもとに売買するトレンド重視の投資家が大挙して買いを入れるのはこの第2段階です。次第に投機的な買いが猛威を振るうバブル状態の第3段階に移行しますが、そこでは第1段階で買った投資家たちの「売り抜け」が起こり、トレンドはやがて終焉するのです。
 
④トレンドは明確な終わりのシグナルが発生するまで続く
ダウ理論では、トレンドは「市場のノイズ」のような一時的な価格変動の影響を越えて存在するものだと見なされています。為替レートの変動が、ノイズなのか、それとも明確なトレンド転換なのかを判断するのは難しいところですが、その際にダウ理論が重視するのは直近の高値や安値になります。




● 上昇トレンド=為替レートが直近安値を下回らず、直近高値を上回って上昇している状態
● 下降トレンド=直近安値を下回り直近高値を上回らないまま下降している状態
● トレンド転換=直近高値・安値の更新状況が逆転したとき


さらに、ダウ理論では横ばい相場のことを「ライン」と呼び、トレンドの3つの局面の第1段階「買い集め」や第3段階「売り抜け」といったトレンドの初期や末期で起こりやすいとされます。
その時のチャート代表的なチャートパターンがこちら



ダウ理論では、直近高値を上回ることが上昇トレンド継続の条件ですから、高値更新は明確な買いシグナルになります。だからこそ、「高いものをさらに高く買う」という強気順張りの発想が生まれるのです。


⑤トレンドは複数の指標によって確認


⑥トレンドは出来高によって確認
ダウ理論では、トレンドは出来高を伴わなければ本物とはみなしません。
ただ、FXでは出来高を量ることは出来ません。相場の過熱感をチャートやストキャスティクス等のオシレータから読み取ります。



ダウ理論をテクニカル分析のベースに築くことで、トレンドの継続・転換やエントリー・決済ポイントなどもシンプルに見えて来ると思います。スランプに陥り、トレードが分からなくなったり乱れた時は、基本的な理論に素直に立ち戻り、思考回路をリセットして、相場を改めて見て、シンプルに捉える事が大事になってきます。






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